フリーズドライの作り方〜初歩編

質問)自宅でフリーズドライって作れるんですか?

答え)装置を買ったら作れます。

質問)家庭用ってありますか?

質問)一回にどれくらいできますか?

答え)そもそも家庭用や業務用の境目ってなんでしょうか?家庭にもおける小型のものという意味なら、選択肢はあります。

答え)装置が大型化するにつれて、生産量も多くなります。小型の家庭でも使えるサイズなら、1日に4kgくらいの食材なら乾燥できます。

質問)装置以外に必要なものは?

答え)真空ポンプが必要となります。小型のものは装置の中に組み込まれていません。価格としては15〜35万円くらいで、オイル回転式真空ポンプが購入できます。

質問)できないものは何かありますか?

答え)柑橘類は香りが全部飛んでしまいます。フリーズドライには不向きです。あと、アルコールが入ったものも凍結できないものは乾燥できません。醤油や、醤油が入った濃い液体出汁も、そもそもー80℃で凍らしても、運ぶ間にあっという間に溶けるため、これも凍結乾燥できません。味噌汁はできます。世の中にあるフリーズドライ製品は、どんな安価なフリーズドライ装置でも原理は同じなので、乾燥時間に差はあれど、乾燥で来ます。

質問)真空にしたらバクテリアは死にますか?

答え)いいえ、バクテリアは生きたままで固まっています。水をいれて元に戻すとバクテリアも復活しますので、食品を作る時には凍結乾燥を行う前に殺菌するか、清潔なままで乾燥する必要があります。

質問)乾燥したものは何年くらい保存できますか?

答え)真空パックにいれて脱酸素剤を入れておけば、長期保管可能です。缶詰にして窒素で置換したら10年以上食べられたりします。

質問)装置はいくらくらいしますか?

答え)150万円くらいで買えます。

質問)詳しい作り方を教えてください。

答え)肉、野菜、果物、甘酒、お汁粉、味噌汁、ドライフラワー、アイスフラワー、ジュースなど、物によって乾燥条件が異なります。1〜1 .5日で乾燥するように、棚の温度をプログラムして乾燥させます。

質問)理化学機器の安い凍結乾燥機が売ってありますが、それでもできますか?

答え)理化学用のフリーズドライ装置(真空凍結乾燥機)は、棚の温度をコントロールできないものがほとんどです。食品用は棚温度をプログラムできる優れものです。

あとは、このサイトを隅々まで読んでみてくださいね?

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