ある日、凍結乾燥機(フリーズドライ装置)に繋いである真空ポンプのオイルゲージをみたら、なんと、上限まで来ていて、オイル量が増えているではないですか?なんで? と思ったことはないですか?
これは真空ポンプ内に水が溜まっているか、水がオイルに入り込んで乳化したためです。本来、オイルだけしか入ってはいけないところに水が入っています。これを放置すると内部がサビて、あっという間に期待する真空度まで下がらなくなります。すぐにオイルを交換してください。フリーズドライ装置やフリーズドライで乾燥させる試料の種類にもよりますが、味噌汁や納豆なら5回くらい使用したらオイルを交換した方が良いです。オイルの汚れが少なければ10回を目処に交換をしてください。オイル交換を怠ると、真空ポンプの修理となります^^;