シクロデキストリン包接体の製造とフリーズドライ法

水に溶けにくい疎水性が高い成分は、シクロデキストリン溶液に疎水性成分を分散させて作成します。包接体は沈殿として分離できるものも多いようですが、包接体となっても溶液中に溶けた状態となるものも少なくありません。こうした場合、溶液から水分を除去することが必要ですが、この場合に熱を加えると、揮発性の疎水成分では起算する可能性があります。また、真空凍結乾燥法においても減圧するため、飛びそうですが、熱を加えた場合には分子運動が亢進しますが、フリーズドライでは低温のまま減圧するので、分子運動は抑えられ、シクロデキストリンと疏水成分の分子間力に影響を及ぼしません。あとは減圧で一旦包接したものが蒸散するかという問題です。私が試験した有機溶媒では、包接における分子間力を超えた包接解除は見受けられませんでした。減圧より、分子間力がまさっている場合の例と思います。

いつれにしても、包接体は乾燥させる場合に加熱は控えた法が良いと思います。もちろん、トラップする疎水物質の沸点によると思います。アロマなど、包接するのも面白いのではないでしょうか。洋服を擦ると香りが出る柔軟剤は、この包接を利用しています。

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